僧侶が渡した「大丈夫の小石」を握りしめて生きる【物事が思い通りに行かないときに読む物語】

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青山しゅんどうの本に、『大丈夫の小石』という物語があります。

あるとき、大きな手術を受けることになった男性に、僧侶が「大丈夫」と書かれた小石を持って、お見舞いに行きます。その石を見て、「ああ、これで、手術はうまく行くんですね。大丈夫なんですね」と言うその男性に、僧侶は優しく言いました。

「これは、あなたや私の思い通りに状況が進んでいく『大丈夫』の小石ではありません。『これから何が起こっても、あなたは大丈夫』という大丈夫の小石です」

その「大丈夫」は、自分が望む方向に物事が行く「大丈夫」ではありません。そうではなくて、「たとえどんなことになったって、たとえどっちの道に転んだって大丈夫」、僧侶が持っていったのは、そんな大丈夫の小石です。

多くのみなさんと同じように、私も今までに、何度か人生の窮地に立たされたことがあります。人に騙されて人生の進路変換を余儀なくされたこともありますし、ある人たちから嫌がらせを受けて一時的に仕事ができなくなったこともあります。けれども、その度に前向きに先に進んで、目の前の道を切り拓くことができたのは、「死ぬわけじゃないし、10年前の苦しさに比べれば大したことない。方向を定めて今までみたいに死ぬ気で努力すれば、きっと大丈夫だろ」というポジティブな姿勢を崩さなかったからだと思います。

これからも、大変なことが襲い掛かることがあると思います。自分自身の責任で苦しむこともあれば、誰かに嫌がらせをされる場面もあるかもしれません。けれども、行き詰ったとき、不安をおぼえたときには、そっと大丈夫の小石を握りしめて、「大丈夫」と自分に言い聞かせながら、いつでも未来を見つめていきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

Yasu is the founder and CEO of Good Friends Japan. We aspire to offer opportunities of international education to unprivileged young adults. リベラルアーツ教育研究、英語学習のためにICUを中退。アメリカ、カナダに学部・大学院留学。米の中高の特別講師、サッカーの助監督、カナダで路上生活者と共生。カナダの教会で、異文化教育、カウンセリング、葬儀等を担当。シンガポール勤務を経て、児童養護施設出身者、中退・引きこもりの若者など、社会的に困難な状況でがんばる人たちの国際教育支援チーム創設。教育学修士。@yasukuwahara