ポーランドの首都ワルシャワに着いたら参加してほしい、ウォッカ付きの2時間無料ツアー

どこの都市に行っても、まず試してほしいことの一つが、無料のツアーに参加すること。ワルシャワに到着したとき、僕は最初に、ガイドがオレンジの傘を持って案内する、オレンジ傘無料ツアーに参加した。

王宮るs広場にあるジグムント三世記念碑の下に、午前11時に集合。

そこでしばらくポーランドの歴史に関する説明を受けて、すぐそばの旧王宮へ移動。旧王宮では11時15分から国歌の演奏があるので、それに合わせて移動しているようだ。

演奏が終わると自然と周りから拍手がわき起こる。僕も思わず拍手していた。

 

元々、王宮は古くからの建築様式で作られてたけど、ジグムント三世の時代に立て直すときには既に時代遅れになっていたので、近代的な四角い窓に作り替えられたそう。ガラス窓はついていないけど、今でも昔の形の窓のあとは見ることができる。建物に近づいてみると、小さな欠片をつなぎ合わせたり、燃えて黒かったりする部分があり、それらは破壊される前の建築の残骸らしい。

第二次世界大戦中にドイツ軍に破壊されたので、現在の建物は20世紀に復元されたもの。この辺りの多くの建物は、主にイタリア人とドイツ人によってデザインされていたので、ガイドは「ドイツ人が作った建築をドイツ軍が破壊するのは皮肉なことだ」と言っていた。

王宮広場から旧市街の市場広場へ。この辺りの小道には、素敵なショップが沢山ある。

この辺りにはオープンテラスのカフェが多い。オープンテラスのカフェと言えばパリ、というイメージがあるけど、ワルシャワにも沢山あるし、ワルシャワの方が食べ物も飲み物もかなり安い。小さなグラスのビールをカフェで飲むと200円くらいで、小休憩をするのにちょうどいいので、午後になると沢山の人がカフェでのんびりしている。

スウェーデンに姉妹像にあたるものが現存する、市場広場にある人魚の像。ちょっと見づらいけど、右にある剣を持ってる黒っぽい像がそれ。伝説によると、スウェーデンからポーランドにやって来て、沢山の男性を虜にしたが、女性たちの怒りを買い、結局は牢屋に閉じ込められてしまったそう。牢屋から彼女を救い出した漁師との約束で、ワルシャワ地区を守ることになったとか。

戦争中にワルシャワの街を守っていた城楼(バルバカン)。

旧市街から新市街に続く道。ここにも有名な教会と沢山のカフェ、レストランが並んでいる。この先の新市街に行くと比較的カフェは空いてるけど、この辺りは人で溢れることが多い。

マリア・スクウォドフスカ(キュリー夫人)が住んでいた家で、現在は彼女の功績を讃えるミュージアムになっている。「キュリー」は結婚したフランス人の旦那さんの姓で、ポーランド人には「スクウォドフスカ」の方が馴染みがある。僕も子どもの頃に読んだ伝記の影響で、「キュリーさんの妻」という意味のキュリー夫人ではなく、マリア・スクウォドフスカという一人の女性としてこのポーランド人科学者を覚えているので、キュリー夫人という日本語訳は違和感がある。

再び城楼に。この城楼も、戦時中に破壊されたが、その後に修復された。

子ども兵士の記念碑。実際は、この年齢の子どもたちが戦争に駆り出されることはなかったそうで、この記念碑は象徴的な意味合いが強い。

オレンジ傘ツアーと提携のあるパブで、無料のウォッカとおつまみをもらう。周りの人たちと話していて、ウォッカの写真を取り忘れた。「ウォッカなんて飲めないよ」と思ってたけど、意外と抵抗なく飲めた。

クラクフからワルシャワに首都を移動した王、ジグムント三世の記念碑に戻って来た。

カトリックの「聖人」でもない人間の像が、塔の高いところに位置するのを、当時のカトリック教会は反対したそう。侃々諤々の議論の末、市内には設置は許可しないが、市の外であれば許可する、という妥協点を見いだしたらしい。そこでジグムント記念碑が建てられたのが、旧市街の塀のすぐ外。これでギリギリ市外になり、基準をパス。今では王宮広場のシンボルの一つだ。

オレンジ傘ツアーは、毎日午前11時から。午後1時過ぎには、ジグムント記念碑の下で解散。「手っ取り早くワルシャワの歴史や旧市街を知りたい」、「わざわざお金出してウォッカは飲みたくないけど、試してみたい気持ちはある」などという人は、ワルシャワで是非参加してほしい。

参考:Orange Umbrella Free Tour Warsaw

<!– MAF Rakuten Widget TO HERE —>

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

Yasu is the founder and CEO of Good Friends Japan. We aspire to offer opportunities of international education to unprivileged young adults. リベラルアーツ教育研究、英語学習のためにICUを中退。アメリカ、カナダに学部・大学院留学。米の中高の特別講師、サッカーの助監督、カナダで路上生活者と共生。カナダの教会で、異文化教育、カウンセリング、葬儀等を担当。シンガポール勤務を経て、児童養護施設出身者、中退・引きこもりの若者など、社会的に困難な状況でがんばる人たちの国際教育支援チーム創設。教育学修士。@yasukuwahara