中国語でまくし立てるおっちゃんとコミュニケーションを取るときに、ポジティブな言葉の連続と笑顔で落ち着かせるのが効果的だった話

疲れてホステルに帰ったら、相部屋の僕のベッドに、知らないおっちゃんが寝ていてビックリ。「え?」と思ったら、中国語でまくしたてられて、英語がわからない様子だったので、すぐにフロントに助けを求めた。

同室の人の話によると、部屋に入ってくるなり、いきなり僕のベッドから荷物を除いて、占拠して寝だしたのだそう。自分がそのベッドを取りたいからといって、ベッドに置いてある他人のものを投げ出して自分で占領するなんて、豪快すぎるだろ、おっちゃん。

駆けつけたスタッフが説明しても、ただ大声で何かをまくしたてるだけ。だんだん彼がキレ気味になってきていたし、こんなことで議論したくないので、結局、僕が折れて、ベッド移動。ある意味、ゴリ押しと逆ギレは最強だ。そういえば、トロント時代にも、似たようなことをしてきた日本人のおじさんがいた。そのときは、言葉が通じることもあり、僕は折れなかったけど。

「やれやれ」と思っていたら、今度はバックパックにしまっていたはずの僕のシャンプーとボディソープが床に落ちていて、中身が思いっきり減っているのに気がついた。「もしや」と思って、同室の人に聞いてみると、犯人は、そのおっちゃん。その人曰く、あまりに堂々とバックパックを漁っていたので、おじさんのものかと思ってたのだそう。一言言ってくれれば使っても全く構わないけど、僕がいないときに、僕のバックパックを漁って、勝手に人のものを使っちゃダメなのよ、おっちゃん。泥棒になっちゃうからね。

おっちゃんには何を言っても中国語で言い返されるので、親指を立てて「グッド、グッド」とか、「オーケー、オーケー」とか、ポジティブな言葉をかけておっちゃんを落ち着かせつつ、少しづつ身振り手振りでコミュニケーション。「モーマンタイ、モーマンタイ(問題ない、問題ない)」も繰り返したけど、これは広東語であって、北京語のおっちゃんには通じない、と後でスタッフに言われた。そうなのか。知らなかった。

しばらくのやり取りの末、ベッドもシャンプーもボディソープも僕が使っているものであり、僕が驚いた理由をおっちゃんが理解したように見え、最後は、お互いに笑顔になって、おっちゃんは僕の肩を叩き、何となく分かり合えた(ような気がした)。

おっちゃんに悪気はないと思うので、この件は、これで終わり。いい勉強だけど、どっと疲れが押し寄せた。

これから何を盗られるかわからないので、早速、スーツケースに荷物をまとめて鍵をかけ、詰め込めるだけのものを金庫に詰め込んだ。起きてしまったことを笑顔で水に流すことと、これからの自分の持ち物の安全は別の話だ。

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ABOUTこの記事をかいた人

Yasu is the founder and CEO of Good Friends Japan. We aspire to offer opportunities of international education to unprivileged young adults. リベラルアーツ教育研究、英語学習のためにICUを中退。アメリカ、カナダに学部・大学院留学。米の中高の特別講師、サッカーの助監督、カナダで路上生活者と共生。カナダの教会で、異文化教育、カウンセリング、葬儀等を担当。シンガポール勤務を経て、児童養護施設出身者、中退・引きこもりの若者など、社会的に困難な状況でがんばる人たちの国際教育支援チーム創設。教育学修士。@yasukuwahara