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願書提出時の英語の点数不足を、英語コースが補うこともある

英語力が届いていない学生たちを、条件付きで学部入学させる、という難題をクリアするために、ここ一ヶ月でありとあらゆる方法で、大学に説得を試みた。ときにはオフィスの責任者、ときには教授と電話で話をして、日本からの留学生を受け入れるメリットをプレゼンテーションした。 結論から言うと、大学英語コースに通っている人は、点数が届いていなくても、大学側は考慮してくれる、というところまでは、何とかたどり着いた。点数が足りない人は、全員、英語コースに通う人たちなので、これは助かった。最初は「提示されているのは、最低限の基準です。それに達していない学生は受け入れません」とまで言われたけど、いくつかの論点を整理して、粘って説得した甲斐があった。 ただ、考慮してくれると言っても、点数が大幅に足りないのに入学させるわけではない。B2レベルの英語コースが無事に終われば、わずかな英語の点数不足には目を瞑るというだけだ。英語コースを無事に終了できなければ、入学もなし。また、当然ながら、そもそも成績やテストが入学の基準に達していない人も、入学はなしだ。 また、大学によっては、点数の足りないところを、入学までに英語力を伸ばすという条件付きで受け入れの可能性を模索するという話になった。場合によっては、願書提出後にもう一度、TOEFLかIELTSを受けてもらうかもしれないけど、柔軟に対応してくれる大学も、あるにはある。 こっちは、あまり失うものはないので、とにかく交渉してみることが大事。これは強く実感した。締め切りを延ばしてもらったり、振込期限を延ばしてもらったり、メールで願書を提出できるようにしてくれたり、結構、色々なことができる。特にオフィスの人を個人的に知っていると、思った以上にスムーズに話が進む。ハンガリーとポーランドで、多大な出張費を使って、自分の計画と想いを伝えに行った甲斐があった。 今年の秋から学部留学する学生たちが、大学で模範的な学生になってくれれば、こちらも将来、大学と交渉をしやすい。そういう意味では、今年留学する学生たちが頑張ってくれれば、間接的に、将来の留学生の助けになる。 僕はオフィスと信頼関係を育む。留学する人たちは、真面目に大学での学業に取り組む。そうすることで、これから留学する人に、大学は柔軟な対応をしてくれる可能性が広がる。 この好サイクルを生み出すために、これから出張の調整や学生の選別なども、念頭に入れていく予定だ。