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語学留学生に、語学学校よりもヨーロッパ大学英語コースを紹介している3つの理由

週末もブダペストのホステルとカフェにこもって仕事。大学関係者を除き、人に会いに出かけるのは夜だけだ。「ずっと海外で楽しそうですねー」 と言われるけど、大袈裟でもなんでもなく、起きている時間の80%は、MacBookの前で仕事をしている。ホステルでの仕事に疲れたら外に出て、しばらく街を調べるために歩き回り、そしてまた近くのカフェに入るか、大学のオフィスを訪問して、仕事を続ける。そして、夜になると、人に会いに出かけていく。 ブダペストではカフェを仕事場にすることも多い。僕のお気に入りカフェは、セントラルカフェ、ブックカフェ、スピノザカフェ、ソーシャルカフェの4つ。どこも無料WiFiが使える。脳が疲れていると感じたら、気分転換に、ここで二時間くらい、カフェラテとケーキを頼みながら、集中して仕事をしている。 前者の3つは、ブダペストでは、すごく有名なカフェで、どこも時間帯によって、生ピアノ演奏やキーボード演奏が楽しめる。三つともすごく素敵な雰囲気なのに、どこも値段は日本のスタバレベル。 セントラルカフェは、サービスの質、カフェラテの質も非常に高く(プロのバリスタがコーヒーを入れてくれる)、僕の一番のお気に入り。キーボード演奏も、店の雰囲気も一番好き。接客にもプロ意識を感じる。 ブックカフェは、ニューヨークカフェ(ここは高いので行かない)と並び、ブダペストの一番人気のカフェ。ざわざわしていて、あまり音楽自体を楽しめないけど、美術館のような空間は最高。 スピノザカフェは、こじんまりとして、ご飯は美味しかった。ただ、セントラルカフェと比べると、カフェラテの質は低い。落ち着いて仕事をするには、あまり向いていなかったけど、生ピアノ演奏はよかった。 ソーシャルカフェは、とにかくすごく安い。カフェラテも、日本のマック並み。WiFiはもとより、電源もあるので、ここは仕事場として重宝している。 ブダペストには、いいカフェがたくさんある。「これでこの値段?安っ!」と思うことが多いので、僕のようにカフェで仕事をする人間は、とても助かる。ブダペストに留学する人は、是非とも上記のカフェを訪れてほしい。 語学学校を扱わないのはなぜか? さて、本題。 「北米やヨーロッパの語学学校は、紹介してないんですか?」 これは、よく聞かれる質問のひとつ。 僕は毎回、同じように答えている。 「語学学校は、リストに入れてないし、紹介もしていない」 一応、カナダに住んでいた時から、北米とヨーロッパの語学学校の調査をしてはいた。大学に対するように根掘り葉掘り聞きまくって調査したわけではない。でも、授業の様子、学生の数、国籍の割合などは尋ね、経営状態などは、わかる範囲で調べてみた。 その結果、「やっぱりこれ以上語学学校は調べる必要はない」という結論に達した。 語学学校を否定するつもりは全くない。僕自身は語学学校に通ったことはないけど、よい語学学校は世界にたくさんある。僕は語学留学をしていたアジア人の友達が沢山いるし、アメリカやカナダで楽しそうに英語を学んで友達たちも、間近で見てきている。語学学校に満足して帰国した人たちは、きっと大勢いることだろう。僕だって、高校卒業後すぐに、あのような環境で学んでいたら、楽しく英語を学び、大満足していた可能性が高い。 語学学校はいいものだ。多くの価値を生徒に提供している。もちろん玉石混同だけど、生徒に学費ほどの価値を提供できない語学学校は、これから淘汰されていく。厳しい競争の中にいて、創意工夫を凝らしている語学学校は多いので、これから語学学校の質も、よい方向に均一になっていくだろう。 じゃあ、どうして、語学学校は一切紹介していないのか。 大学生と同じようなキャンパスライフ 第一に、海外大学の大学生に混ざってキャンパスライフを送り、大学生のような生活をしてほしいからだ。 大学には、英語コースに通う学生だけでなく、そのキャンパスで学んでいる大学生が沢山いる。大学の中で学び、大学の施設を利用する。そこには当然、学部や大学院で学んでいる学生も沢山いる。このような大学生に混ざって、同じように図書館を使い、同じようにカフェテリアを使い、実際に海外の大学生のような環境で学べるのが、大学の英語コース。 確かに、アジアの語学留学生と交流するには、欧米の語学学校は素晴らしい環境だ。欧米の語学学校には、韓国人、台湾人、中国人が山のようにいるので、一緒の学校に通っていると、すぐに友達になれる。学部留学、大学院留学していた頃は、語学学校に通う人たちが、少し羨ましくなったこともあるくらいだ。 でも、それでは交友範囲が狭い。現地の学生と知り合う機会は少なく、あくまで語学学校だけを体験して学校を離れることになる。 せっかく遠く離れた国まで英語を学びに行くんだから、ついでに大学生気分を味わって、現地の大学生とも同じキャンパスで交流してほしい。そのためには、大学という環境に身を置きつつ、英語を学ぶ方がいい。 教師の質のばらつき防止 第二に、教師の質のばらつきが、大学では抑えられるからだ。 語学学校はネイティブであれば教授法を知らない人でも雇うところも多いので、先生の質の良し悪しが如実に出る。語学学校の教師になるハードルは高くはない。学校によっては、ネイティブであれば、何のバックグラウンド教育も経験もない人を雇うところがある。 それに比べ、大学で英語を教えるとなると、かなり競争が激しい。将来の履歴書の見栄えも良くなるし、待遇がいい場合が多いので、ネイティブの先生たちが殺到する。その中で、大学のお眼鏡にかなった人だけが採用されるので、教師の質のばらつきは、語学学校よりは抑えられる可能性が高い。英語教授法で学位や資格を取っていないと、大学で英語を教えるケースはないと言っていい。 毎回例外を付け加えるのも、「例外があることくらいわかってるよ。回りくどい。子供みたいに『そうじゃないケースもある』なんて言わないから省略しろ」と言われるかもしれない。でも、語学学校にも、英語教授法を収め、その教育を教室で上手に発揮している教師はたくさんいて、僕が知っているよい語学学校にも否定的だと思われたくないので、強調のために付け加えておく。 経営の安定 第三に、大学英語コースを持つ主要大学の方が、比較的、経営が安定しているからだ。 前述したように、語学学校は厳しい競争の中にいる。語学学校で起業しようとしている人にとっては、この業界は、かなり競争率が高い。 「これだけの人数にあんな高い学費を払ってもらってるんだから、そうそう破綻なんてしなくないですか?」と言う大学生がいたけど、それは甘い。語学学校の経営者たちは、高い学費にあぐらをかいて、悠々自適に経営をしているわけではない。建物の維持費も人件費も大きい。余裕がある学校は、ほんの一握り。 カナダ大都市の多くの語学学校は、生徒募集を留学エージェントに頼み、エージェントは紹介した生徒数や学費を元に、学校から紹介料をもらっていた。カナダの語学学校では、学費の25〜35%くらいの紹介料が一般的。その紹介料を、語学学校は、生徒を引っ張ってきてくれたエージェントに支払う。いくら学校の学費が高くても、その学費がまるまる語学学校に入っているケースは、周りが思うほどは多くない。 ちなみに、留学エージェントが、一部のわずかな語学学校しか紹介しない理由もここにある。提携先の語学学校に生徒を送り込まないと、学費の25〜35%にあたる紹介料が自分たちに入ってこない。よく見かける「手数料無料」という謳い文句があるけど、その実態は、もともと生徒が学校に払う学費に上乗せされている生徒紹介料を、生徒経由ではなく、語学学校経由で受け取るというだけの話。直接お金を受け取る相手が、表向き違うだけだ。 生徒のリクルートを担当するということで、学校の広告代理店の役割を果たしているのが、そういった表面上「手数料無料」の留学エージェント。多くの語学学校は、そこにもお金を払っている。周りが思うほど学校の純益が多いわけではない。 それに対し、良くも悪くも、大した宣伝をしなくても、主要大学には学生は集まってくる。留学エージェントに手数料を払ってリクルートをしてもらわなくても、英語で教育をしている大学は、国内の留学生のみならず、海外からも留学生が集まってくる。結果的に、比較的順調な経営をしているところが多い。 僕が紹介しているのは、そのような国内の主要大学。経営に関しては、僕が調べる限り、安定している。学生の応募が定員よりもはるかに多いので、いきなり経営破綻などということはないだろう。英語コースに関しても、資金力を持った大学が責任を持っているので、何かがあった時の安心感がある。 語学学校に関しては、他の組織や会社にお願い というわけで、JAPANYは、語学学校は今のところは扱わない。切羽詰まってる様子が見受けられたときや、「これは絶対に語学学校にしたほうがいい」というときには、カナダ時代の知識の蓄積を活かして、語学学校に関しても、ちらほらと情報提供してるけど、それは例外的なケース。語学学校に関する問い合わせは、基本的に答えられないので、語学学校に関する連絡は、語学学校を扱っている他の方々にお願い。

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海外で交友関係を広げる方法

何人かの人に心配をかけたじんましんも、昨日から落ち着いた。これからも出張を続け、1月にハンガリー、ポーランド、チェコ共和国入りする。 大抵、午後の遅い時間までは、コーヒーを飲みつつ、ここに留まって仕事をしている。「ホステルの無料コーヒーは、まずい」という経験則を打ち破り、ここの無料コーヒーは、そこそこうまい。あくまで「そこそこ」だけど。 ホステルには、数週間から一ヶ月、ときには一年くらい滞在する人もいる。僕は比較的、長期滞在をすることが多いので、そういう人たちとは何度も顔を合わせることが多く、特に深い関係を築きやすい。 こうして深めた関係は、ちょくちょく仕事の発展につながる。僕は今、トルコのイスタンブールにいるけど、夏にポーランドやスペインで出会ったトルコ人たち、トルコの大学で勉強している韓国人がいなければ、今頃、僕はトルコにはいない。 海外で交友関係を広げる方法 海外にある程度の期間滞在するとき、現地で交友関係を広げるには、いくつかの方法がある。今日のエントリーは、その話。僕が利用しているのは、以下の3つの方法だ。 1.ホステルに泊まる 地元の人とはあまり知り合えないけど、様々な国の様々な背景の旅行者たちと知り合うことができる。僕にとっては最高の場所。部屋で知り合ったり、ラウンジで知り合ったり、受付で知り合ったり、いろいろな出会いのチャンスが転がっている。 ナンパと勘違いされると困るので、自分からアジア人女性には話しかけないことの方が多いけど、基本的に男性には自分から話しかけるタイプ。2011年にトロントのホステルで僕に話しかけられた男性の数は、おそらく3桁になるだろう。おかげで、日本人男性も含め、今も深い付き合いを続けている友達が沢山できた。 「ホステルで友達なんてできないっすよ」という日本人がいたけど、それは自分から行動していないだけ。積極性の問題だ。 イスタンブールでは、夏にワルシャワで出会った中国人、新たに知り合った中国人と数日を共にした。文法も発音もめちゃくちゃな英語を話す二人だけど、彼らは積極的に色々な人たちとコミュニケーションを取って、すぐにホステル内の人気者になっていた。 僕も知らない外国人の集団に難なく入っていける性格をしてるけど、彼らは僕以上。すぐに周りと溶け込んでいく彼らのおかげで、一緒にいる僕も随分と交友関係が広がった。彼らは、英語がめちゃくちゃでも、交友関係を広げられる人間の好例だ。 2.オンラインコミュニティーを利用する 現地でイベントに参加できる主なものとして、以下の三つがある。 カウチサーフィン ミートアップ インターネーションズ 英語が話せる現地の人や現地在住の外国人と知り合うには、このような集まりに参加するのが有効。旅人が多いホステルとは違い、現地の人も多く参加しているので、現地の人とも知り合うことができる。 ウェブサイトが英語で、イベントの内容も英語で書かれているのがほとんどなので、英語がわかる人たちが参加するのも助かる。現地語が話せなくても、英語だけで容易に交友関係を広げることができる。 最初に参加するときは一人で、集まる人が知らない顔ばかりなので、「グループを見つけられるかな」と思うけど、何度か参加しているうちに、だんだんと友達や知り合いが増えていき、すぐに馴染みの顔ばかりになって、心配が少なくなる。ハードルがちょっと高いのは最初だけ。 英語に関しても、「英語を学びたい」と思って参加する人も多く、相手が外国語としての英語で、ゆっくり話してくれるので、英語が聞き取りやすく、英語があまり得意ではない人でも、会話しやすいことが多い。 基本的に、このような集まりに参加する人たちは、海外の文化に興味を持っていたり、異質なものにオープンな人が大半。中には、日本文化に強い興味を持っている人たちもいて、時々、日本語で話しかけられたり、日本のことを色々と聞かれたりもする。ヨーロッパやトルコでこのような会に集まるアジア人は比較的少数で、アジア人が行けば、良い意味で珍しがられるのも、僕は嫌いじゃない。 僕は、このような集まりに仕事の一環として参加しているので、ときにはエスプレッソやレッドブルの力を借りて、多少疲れていても、時間が切羽詰まっていても、遅れて行くことになっても、色々な会に顔を出して、たくさんの人たちと話すようにしてる。その結果、びっくりするほど、交友関係が広がった。私生活にも、仕事にも、とてもよい影響を与えている。 3.SNSを使う 僕はあまり使っていないけど、SNSでも人と出会うことができる。 僕の場合は、英語版のツイッター。チェコ共和国第三の都市オストラヴァの大学やインターナショナルスクールと提携を結ぶために動き始めたのも、ツイッターで交流していたチェコ人がきっかけ。夏には彼女の家に泊まり、息子さんとも街を散策し、多くの友人達を紹介してもらった。 日本人と交流したいという外国人も、僕はツイッター経由で見つけることが多い。実際に留学する日本人学生と交流することに興味のある人も、ツイッターからリクルートしていることもある。オンラインだけで交流している人もいるけど、僕が出張に行ったときに、現地で直接会う人もいる。SNSも人と出会うための強力なツールだ。 気をつけること 日本人女性は「イージーターゲット」と見られる 不特定多数の見知らぬ人たちと知り合う際に気をつけるべきは、下心を持って近づく男たちだ。 失礼を承知で言わせてもらうと、世の中には、一般人の想像を超えた、とんでもない男たちがウヨウヨいる。ただでさえ、日本人は「イージーターゲット」として知られているので、女性のみなさんは、本当に気をつけていただきたい。 カナダに住んでいたときには、ストーカー行為をされたり、男性に脅迫をされたり、無人になったバスで運転手に抱きつかれたりした女子大生たちが、僕に相談を持ちかけてきていた。 カナダや日本で僕が開催していた集まりでも、欧米人たちが、アジア人女性たちに遊びでアプローチしまくっていたことが多々ある。タクシーで二人きりになったときにキスしようとしてきたり、強引に自宅に連れ込もうとしたり、しょーもないアホ男たちの話は、山のように聞いてきた。 「彼氏がいるから」というのは、こういう輩には全く通じない。こういう人間には、相手に付き合っている人がいるかどうかなど、そもそも関係がない。 僕は、ミートアップやカウチサーフィンのプロフィールに、パートナーと一緒に写っている写真を使っている。どう見ても「明らかに結婚してるか、付き合ってる男女」という感じの写真をプロフィール写真にしている。女性に「僕は相手がいる」というのを明確にして、妙な誤解を与えないためだ。 でも、どういう思考回路をしているのか、最近、僕を写真の女性の方だと思い込んで、連続でメッセージを送ってくるトルコ人男性たちがいる。 今日も朝起きたら「ヘイ、ハニー」、「そこにいるのかい、ダーリン?」というメッセージが入っていた。次々に甘い言葉をかけて、「ハニー」と呼んでいる相手が、35歳のオッサンだと知ったら、彼はショックで寝込むだろう。相手をするのが面倒なので、しばらく彼を泳がせておくことにした。メッセージを読む限り、舞の海ばりに技のデパートを持つ男なので、これからどんな技を繰り出すのか、アホ男の研究のために、しばらく観察。 それにしても、隣に男性が写っていて、「明らかに彼氏だろ」とわかるはずなのに、それでもアプローチしまくる男性。「『ノー』を言わない日本人女性に、外国人男性は遊びで群がってくる」と聞いてはいた。他の人は知らないけど、少なくとも、彼はなかなかのツワモノだ。 男の人も例外ではない もちろん、男だけがこういうことをするわけではない。男性差別者がするように、「男はアホだ。気をつけろ」と言いたいわけでもない。逆バージョンもある。 僕はカナダのバンクーバーで、子持ちの既婚中年女性に不倫関係を迫られ、断ったら復讐された経験がある。不倫関係を迫るとき、断った後の彼女の豹変ぶりは、しばらくトラウマとして残りそうなレベル。「ジキルとハイドとは、このことか」と思った。 その後、僕が信頼できる役員3人に相談して、大使館勤務の男性から、その女性は以前にも同じ問題を起こしたことがあると聞いた。結局、その女性は帰国し、表面上は落ち着いた。 その中年女性が、帰国後、マナー協会の講師として働いているという話を聞いたときは、「体を張ったジョークか。笑」と思ったけど、グーグルで検索したら、事実だったので、さすがにずっこけた。最初から最後まで、ドラマやコメディのような展開だ。 この例からもわかるように、男性だけが自分の欲望のままに、他人にすり寄ってくるのではない。下心を秘めながら近づいてくるのは、女性だって同じだ。男性だからといって、安心できるとは限らない。 人の外ヅラに騙されるな ときとして、人の外づらと、その内面は大きく違う。友達のように近づいてくる人も、心の中で何を企んでいるかはわからない。残念ながら、フレンドリーに近づいてくる人には、隠れた動機を持っている人もいる。 と、いうわけで、女性(特に女子大生!)は、本当に、本当に注意してほしい。世の中は、僕たちの想像をはるかに超えた生き物が存在する。人間とて、決して例外ではない。 よい国際交流は、安全を抜きには語れない。安全が根底にあってこそ、旅行も留学も交流も、思い出深いものになる。海外に旅立つ人は、そのことを絶対に忘れないでほしい。

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ポーランドの首都ワルシャワに着いたら参加してほしい、ウォッカ付きの2時間無料ツアー

どこの都市に行っても、まず試してほしいことの一つが、無料のツアーに参加すること。ワルシャワに到着したとき、僕は最初に、ガイドがオレンジの傘を持って案内する、オレンジ傘無料ツアーに参加した。 王宮るs広場にあるジグムント三世記念碑の下に、午前11時に集合。 そこでしばらくポーランドの歴史に関する説明を受けて、すぐそばの旧王宮へ移動。旧王宮では11時15分から国歌の演奏があるので、それに合わせて移動しているようだ。 演奏が終わると自然と周りから拍手がわき起こる。僕も思わず拍手していた。   元々、王宮は古くからの建築様式で作られてたけど、ジグムント三世の時代に立て直すときには既に時代遅れになっていたので、近代的な四角い窓に作り替えられたそう。ガラス窓はついていないけど、今でも昔の形の窓のあとは見ることができる。建物に近づいてみると、小さな欠片をつなぎ合わせたり、燃えて黒かったりする部分があり、それらは破壊される前の建築の残骸らしい。 第二次世界大戦中にドイツ軍に破壊されたので、現在の建物は20世紀に復元されたもの。この辺りの多くの建物は、主にイタリア人とドイツ人によってデザインされていたので、ガイドは「ドイツ人が作った建築をドイツ軍が破壊するのは皮肉なことだ」と言っていた。 王宮広場から旧市街の市場広場へ。この辺りの小道には、素敵なショップが沢山ある。 この辺りにはオープンテラスのカフェが多い。オープンテラスのカフェと言えばパリ、というイメージがあるけど、ワルシャワにも沢山あるし、ワルシャワの方が食べ物も飲み物もかなり安い。小さなグラスのビールをカフェで飲むと200円くらいで、小休憩をするのにちょうどいいので、午後になると沢山の人がカフェでのんびりしている。 スウェーデンに姉妹像にあたるものが現存する、市場広場にある人魚の像。ちょっと見づらいけど、右にある剣を持ってる黒っぽい像がそれ。伝説によると、スウェーデンからポーランドにやって来て、沢山の男性を虜にしたが、女性たちの怒りを買い、結局は牢屋に閉じ込められてしまったそう。牢屋から彼女を救い出した漁師との約束で、ワルシャワ地区を守ることになったとか。 戦争中にワルシャワの街を守っていた城楼(バルバカン)。 旧市街から新市街に続く道。ここにも有名な教会と沢山のカフェ、レストランが並んでいる。この先の新市街に行くと比較的カフェは空いてるけど、この辺りは人で溢れることが多い。 マリア・スクウォドフスカ(キュリー夫人)が住んでいた家で、現在は彼女の功績を讃えるミュージアムになっている。「キュリー」は結婚したフランス人の旦那さんの姓で、ポーランド人には「スクウォドフスカ」の方が馴染みがある。僕も子どもの頃に読んだ伝記の影響で、「キュリーさんの妻」という意味のキュリー夫人ではなく、マリア・スクウォドフスカという一人の女性としてこのポーランド人科学者を覚えているので、キュリー夫人という日本語訳は違和感がある。 再び城楼に。この城楼も、戦時中に破壊されたが、その後に修復された。 子ども兵士の記念碑。実際は、この年齢の子どもたちが戦争に駆り出されることはなかったそうで、この記念碑は象徴的な意味合いが強い。 オレンジ傘ツアーと提携のあるパブで、無料のウォッカとおつまみをもらう。周りの人たちと話していて、ウォッカの写真を取り忘れた。「ウォッカなんて飲めないよ」と思ってたけど、意外と抵抗なく飲めた。 クラクフからワルシャワに首都を移動した王、ジグムント三世の記念碑に戻って来た。 カトリックの「聖人」でもない人間の像が、塔の高いところに位置するのを、当時のカトリック教会は反対したそう。侃々諤々の議論の末、市内には設置は許可しないが、市の外であれば許可する、という妥協点を見いだしたらしい。そこでジグムント記念碑が建てられたのが、旧市街の塀のすぐ外。これでギリギリ市外になり、基準をパス。今では王宮広場のシンボルの一つだ。 オレンジ傘ツアーは、毎日午前11時から。午後1時過ぎには、ジグムント記念碑の下で解散。「手っ取り早くワルシャワの歴史や旧市街を知りたい」、「わざわざお金出してウォッカは飲みたくないけど、試してみたい気持ちはある」などという人は、ワルシャワで是非参加してほしい。 参考:Orange Umbrella Free Tour Warsaw <!– MAF Rakuten Widget TO HERE —>

ポーランド

ヨーロッパ出張:ワルシャワ(ポーランド)編

パリで一週間、親友たちと一緒に過ごして、ワルシャワに到着。 僕が泊まっているのは、ワルシャワ大学のすぐ近くのホステル。これから二週間は沢山の人たちとの共同生活だ。15日には友人のいるオストラヴァ(チェコ共和国)に向かう。 ワルシャワ大学から旧市街地に向かう大通を歩いて取った写真をランダムに紹介。 聖十字教会。ショパンの心臓が置かれている。 ワルシャワ大学の入り口。「国立大学は社会主義時代の影響が今も強い。政治や歴史を学ぶなら、私立の方がいいかな」と、ワルシャワ大学の博士過程にいたポーランド人が言っていた。興味深い発言なので、あとで少し調べてみる予定。この日は、中国人の団体が観光に来ていた。 この通りには、オープンテラスのレストランやカフェがすごく多い。250mlのビールが200円くらい。物価が高いパリからワルシャワに来たこともあって、色々なものがすごく安く感じる。 ワルシャワの街はきれい。ワルシャワに15日まで滞在し、チェコ、スペインを経て、9月にまた戻ってくる予定。色々な会社や大学を訪問して、10月には帰国する。多くの人にとって「ヨーロッパに留学するならポーランド」くらいにできるように、とにかく精力的に動く予定。

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ポーランド大学英語留学をためらわせるかもしれない4つのこと

以前に『ポーランド大学英語留学を薦める9つの理由』を書いた。よいことばかりを書くのは気が引けるので、ポーランドに英語留学に関して、マイナスになるかもしれない点を、思いつくままに4つ挙げておきたい。 1.第二外国語としてのポーランド語を、半強制的に学ぶことになる 授業やクラスメイトとの会話は英語だけど、街に出て買い物に行けばポーランド語の世界。英語を話せるクラスメイトと英語のプログラムで学ぶので、短期であれば、そこまで英語を話せないポーランド人と接する機会もなく、ポーランド語を覚える必要はないかもしれない。でも、ポーランドで長く生活するとなると、読み書きと議論ができるレベルの英語に加えて、日常会話レベルのポーランド語をマスターするのは必須になる。「他の言語を学ぶことに興味はない。英語だけに特化したい」という人は、ポーランドではなく、最初から英語圏に留学に行った方がいい。   2.日本からのアクセスが不便 チャーター便を別にすれば、今のところ、日本からポーランドまでの直行便はない(涙)。日本からポーランドに行くには、どこかで乗り換えをしなければならないし、時間も16時間以上かかる。時間的には、日本から北米の東海岸に行くのと大差はないけど、乗り換えという行為に対する心理的障壁が大きい人は結構いる。「時間かかる上に、乗り換えなんて有り得ない。日本までの往復が面倒」という人は、もっと日本からの交通が便利な国に留学した方がいい。   3.なまらマイナー 英語圏や人気のある第二外国語が使用されている国への留学は人気があるが、ポーランドという未知の世界に留学する人は少ない。台湾、中国、韓国、フランス、ドイツ、スペインなどは、留学エージェンシーも沢山あって、多くの日本人がこぞって留学しているが、ポーランド留学は、はっきり言ってかなりマイナー。「人と違う経験をしてくる」という人にはポーランド留学はいいかもしれないけど、「やっぱ、留学するならメジャー路線を行きたい」という人は、ポーランド留学は選択肢から外した方がいい。   4.日本語の情報が少ない メジャーな留学先には大量の日本人がいるので、その分、現地の日本語情報も豊富だけど、ポーランドに関しては、日本語での情報が少ない。「そんなの、英語で情報を得ればいいだろ」と言えるのは、英語がわかる人たちだけ。特に留学当初の英語がよくわからない時期は、日本語での情報があれば、とても役に立つ。JAPANYが日本語のサポートはするけど、自分で日本語で色々な情報を手に入れたい人には、ポーランド生活は、ちょっと不便かもしれない。 関連記事: ポーランド大学英語留学の情報 ポーランドの大学英語留学を薦める9つの理由   <!– MAF Rakuten Widget TO HERE —>