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ジョン・テリー「モウリーニョは、今もハーフタイムに激怒することがあるよ。机がひっくり返り、水のボトルは空を飛ぶんだ。3ー0で勝っていてもね」

チェルシー主将のジョン・テリーは、ハーフタイムのジョゼ・モウリーニョ監督の反応は予測不可能だと明かした。 「前半を3ー0で終えていても、時には鬼のように怒るし、負けていてよいプレイができていなくても、時にはハーフタイムにリラックスしているように見えたりする」 リーグカップ覇者は、プレミアのタイトルにも近づいている。しかし、モウリーニョは、いつも選手たちに気を引き締めさせている、とテリーは言う。 「このクラブでは滅多に起きないけど、時々はハーフタイムで負けていることがある。ロッカールームに入って叱咤されると思うだろう。でも、入ってみると、監督は静かで、落ち着いた振る舞いをしていて、予想と正反対なんだ。『聞くんだ。この試合には勝つ。後半は開始早々にゴールを決めるだろう』という感じでね。そして、それを選手たちに信じ込ませるんだ」 「またあるときには、2ー0や3ー0で勝っているとする。満足した気分でロッカールームに行くと、彼は烈火のごとく怒ることもある。テーブルはひっくり返り、水のボトルは空を飛ぶんだ。『どうしてこうなっているんだ?』と思うよ」 「でも、後半に行くと、3ー1や3ー2で何とか勝つんじゃなくて、5ー0で勝つんだ。彼は選手がいつ気を緩めるかを知っているんだ。フィールドに向かう前に、それを感じ取ってしまう。選手たちや毎試合に関して、そんな感覚が降って来るんだ。それを見ていると、僕が経験したようなことを身につけている監督は、他にはいないと思うんだよ」  参考

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ジョン・テリーは、チェルシーの外では嫌われているかもしれないが、彼こそがイングランド最高のディフェンダーだ【海外記事】

プレミア最高のセンターバック ジョゼ・モウリーニョの主将は、自らの監督と同じように自分のクラブの外では愛されていないが、ピッチ上では最高のパフォーマンスを見せている 今シーズン、プレミアリーグ最高のディフェンダーは誰か?来シーズン終了までクラブとの契約を延長した一方、代表チームでは二度とプレーすることのないであろう、34歳のベテランで疑いはない。ジョン・テリーだ。 他の選手たちがテリーをプレミアの最優秀選手に投票するかも興味深い。投票はすでに始まっている。また、プレミアのベストイレブンに選ばれるかも注目だ。前回の栄光からは、既にしばらくの時が経ってしまっている。 テリーが、他の選手たちから、プレミアの二大セントラルディフェンダーの一人として見なされたのは、2005/06シーズン以降はない。それまでの三年間、彼は既に三年連続で選ばれたこともあったが、それ以来、彼はその座を射止めることはなかった。 2006年からは、リオ・ファーディナンドが4回、ネマニャ・マティッチが4回(マンUで同僚のファーディナンドとマティッチの同時受賞は、その内の3回)、ヴィンセント・コンパニが3回、ギャリー・ケーヒル、ファブリシオ・コロッチーニ、ヤン・ヴェルトンゲンなどが1回。しかし、テリーは一度もない。 しかし、テリーは、UFEAのベストイレブンには、2007年から2009年まで、三年連続で選ばれている。これは選手たちによる投票ではなく、ファンによる投票であり、大多数はイングランド外からのものだ。 分かれる選手からの評価 なぜ、テリーは、プレミアリーグで見落とされるのか?テリーがコンスタントに活躍しているのを考えると、おそらくは、メディアやサポーター以上に、選手たちの間で評価の分かれる選手だからだ。 おそらく、ジョゼ・モウリーニョのように、テリーは賞賛されてはいるが、それはスタンフォード・ブリッジの外で、ではない。ジェイミー・キャラガーは、最近、モウリーニョの試合での功績は敬意を表されるし、モウリーニョは史上最も成功した監督になれる人物だが、自らが率いたクラブの外では愛されることはないだろう、と述べている。 これは、ほとんどの成功した監督に当てはまるかもしれない。しかし、選手としてはどうだろうか?テリーのような長く活躍している選手は、そのほとんどが、クラブの外でも愛情と尊敬を勝ち取っている。ライアン・ギグス、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパードを思い浮かべるといい。しかい、テリーの場合は、その反対だ。プライベート(これはギグスも同様だが)、アントン・ファーディナンドに対する人種差別疑惑が原因なのだろう。後者は、裁判では潔白とされたが、FAでは同じ結論を下していない。 しかし、たとえテリーの人気に疑問を呈することはできても、彼の選手としての質には疑問の余地はない。彼は、突出したリカバリー能力、一対一の強さ、柔軟な対応能力を持った、驚くべきディフェンダーだ。 高騰するセンターバックの価値 シティーは、マンガラに4200万ポンドを費やした。ユナイテッドは、ドルトムントのフンメルスに、3000万ポンドを費やすかどうかを検討中だ。たとえ所属のレアルではベンチでも、ラファエル・ヴァランは、トップクラブから引く手数多だろう。 センターバックの価値は高騰しているだけでなく、選択肢はどんどんと少なくなっている。センターバック獲得は、クラブにとって死活問題なのだ。クラブは、必死になって、そのポジションを任せられる選手を漁っている。 イングランドには、ギャリー・ケーヒル、フィル・ジャギエルカ、クリス・スモーリング、フィル・ジョーンズが、ロイ・ホジソン指揮下で召集され、U21にはジョン・ストーンズがいる。しかし、これ以外では、選択肢はほとんどないと言っていい。リドリー・キングをケガで失ったイングランドが、それでもキャラガー、ファーディナンド、ソル・キャンベル、テリーのような質の高い選手をW杯に帯同できた、選択肢の多い2006年のような時代は過ぎ去っている。 これらの突出した選手のうち、3人は引退し、ファーディナンドは、QPRで斜陽の時を迎えている。この世代では、少なくともクラブにおいては、テリーは唯一、最高峰のレベルでプレーしている最後の選手だ。 テリーは、代表チームに戻ることはない。それが全ての関係者にとってベストだろう。ファーディナンドの件以降、代表チームからの引退を決断したのは、他ならぬテリー自身だ。追放されているような現況は、彼が自分で決めたことなのだ。 相手からの賞賛と統計が示すテリー テリーは代表を引退して正解だった。正しい時を選んで去っている。一時的にでもチェルシーの主将の座を剥奪されずにいたのは、幸運だったくらいだろう。しかし、それでも、今シーズン素晴らしいプレーを見せているテリーが賞賛されない理由にはならない。 リーグの得点王であり、ブレーク中のハリー・ケインは、キャピタルワンカップの決勝でのチェルシーに敗れた後、「テリーは、今まで対峙したディフェンダーの中で、最も難しい相手だった」と言っている。 トッテナムがチェルシーを5ー3で破ったその前の対戦では、ケインはテリーを翻弄していたが、二度とそのような事は許されなかった。 ケインは、次のように述べている。 「テリーが経験豊富で、どれだけ卓越したディフェンダーであるかを教えられたよ」 テリーは、過去5シーズン退場したことはない。また、今シーズンのプレミアでは1回しかイエローカードを出されていない。過去3シーズンをさかのぼっても、わずか5回だけだ。 Optaの統計によると、テリーは今シーズン、既に38回もタックルでボールを奪っている。昨シーズンは、29回だ。しかも、ファールは9回しか犯していない。タックル、ヘディング、ブロック、クリア、ヘディングによるクリア、パス、チャンスメイクの全てにおいて、ケーヒル、ジョーンズ、スモーリングを上回っている。ジャギエルカの数字も素晴らしいが、それは、このエバートン主将が守備に回る回数が、首位チェルシーのテリーと比べると多いからだとも言えるだろう。 復活した34歳 また、テリーは、驚異的な回復力も見せている。2012/13シーズン、彼はリーグ戦わずか14試合の出場にとどまっており、そのうち先発は11回だ。試合のペースについて行けず、ぎこちない姿に見えたり、一連のケガがプレーの質に影響していたときには、さすがに彼のフォームも下り坂に差し掛かっていた。 アンドレ・ビラス=ボアスの高い位置での守備は、テリーには合わなかったし、ベニテスは、彼をファーストチョイスとは見なさなかった。 自らの後継者候補のクルト・ズマのような若い才能を開花させるのに熱心でありつつも、テリーは、プレーできる間はプレーだけに集中し、監督補佐のような役割からは、身を引いているように見える。 テリーは、30代の選手には一年契約しか提示しないチェルシーのポリシーと恩師モウリーニョ監督に刺激され、また代表戦の間に休息をとることによって、パフォーマンスを保っている。 テリーの復活は、驚異的で、特筆に価する。たとえイングランド代表では見ることができなくても、彼がプレミアのベストイレブンに選ばれることを願っている。 参考