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セスク・ファブレガス「モウリーニョはベストの監督で、結果を手にする必要がある。今まで率いたどのチームでも、彼はその結果を得ているんだ」【海外記事】

セスク・ファブレガスが、ベストの監督としてジョゼ・モウリーニョを評価し、監督としての彼の鋭さが、良し悪しの有無は置いておいて、アーセン・ヴェンゲルとペップ・グアルディオラとの違いを生み出しているとした。

ファブレガスは、ペトル・チェフが移籍すれば、有力な次期副キャプテン候補になる。彼は、今シーズンのスタンフォードブリッジでの成功には、モウリーニョ効果が欠かせなかったと語っている。

「彼は勝利することが好きなんだ。今まで一緒に仕事をした他の監督がそうじゃなかったという意味じゃない。でも、彼は今までの監督の誰よりも、勝利することを渇望しているんだ。練習や試合の一つ一つで、そのメンタリティが示される。彼がキャリアにおいて栄光を手にしてきた理由がわかるよ」

「彼はチームのマネージメントの仕方を知っている。選手からベストを引き出す術を知っている。それこそが、選手が監督から与えられたいと思うことだ。年間60試合を戦う中で、3日おきにはモチベーションを刺激されるんだ。簡単なことじゃないよ。周りは僕たちが大きなチームを持っていると思うかもしれないけど、実際はそうじゃない。大体22人の選手で、何人かはアカデミーの選手だったり、21歳以下だったりするんだ。だから簡単な仕事じゃない。彼は実際、ファンタスティックな仕事をしている。彼はベストの監督で、結果を手にする必要がある。そんな中、今まで率いたどのチームでも、彼は、その結果を得ているんだ。率いたチームは、チャンピオンにする。それが真の勝者の印だよ」

「試合でトップフォームであるために、毎日叱咤激励してくれる監督のような存在は、どの選手にも必要なんだ。ひとりよがりのプレーが許される試合などはなく、それが助けになる。練習でいいプレーをしなかったり、簡単に思われる試合でいいプレーをしなかったりすれば、試合に出ることはできない。それがプレーの質を保つ助けになっているんだ」

「これが新しい時代のスタートであると願っているよ。ジョン(テリー)、ディディエ(ドログバ)、ペトル(チェフ)、イヴァノヴィッチ、ミケルなど、長い時間ここにいる選手たちはいるけど、これは新しいチームなんだ。でも、新しい選手たちも、この勝利のメンタリティーを感じているよ。これから先、何年もそうだろうね」

「シーズン当初から言っていたように、チェルシーは若くて才能に溢れたチームだ。それが僕がここに来た理由の一つでもある。ヨーロッパのベストの一つにだって、なりうるチームだ。それに監督は、僕がしばらく感じられなかったことを感じさせてくれる。プレーさせて、自分に自信を与えてくれるんだ。ここでプレミアのタイトルを獲得するのは、バルサでリーガ勝ち点100を達成して優勝した時と同じくらい感慨深い。自分が重要であると感じることができている。選手として、それが求めていることなんだ。チームの大切な一員と感じられる。これがチェルシーで僕に起こっていることだ」

参考:英ガーディアン紙

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Yasu
Good Friends Japan CEO. We aspire to offer opportunities of international education especially to unprivileged young adults. ヨーロッパと台湾で仕事をする北海道育ち。大学をアメリカ、大学院をカナダで修了。リベラルアーツ教育、宗教教育修士。
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