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ポーランド大学英語留学をためらわせるかもしれない4つのこと

以前に『ポーランド大学英語留学を薦める9つの理由』を書いた。よいことばかりを書くのは気が引けるので、ポーランドに英語留学に関して、マイナスになるかもしれない点を、思いつくままに4つ挙げておきたい。

1.第二外国語としてのポーランド語を、半強制的に学ぶことになる

授業やクラスメイトとの会話は英語だけど、街に出て買い物に行けばポーランド語の世界。英語を話せるクラスメイトと英語のプログラムで学ぶので、短期であれば、そこまで英語を話せないポーランド人と接する機会もなく、ポーランド語を覚える必要はないかもしれない。でも、ポーランドで長く生活するとなると、読み書きと議論ができるレベルの英語に加えて、日常会話レベルのポーランド語をマスターするのは必須になる。「他の言語を学ぶことに興味はない。英語だけに特化したい」という人は、ポーランドではなく、最初から英語圏に留学に行った方がいい。

 

2.日本からのアクセスが不便

チャーター便を別にすれば、今のところ、日本からポーランドまでの直行便はない(涙)。日本からポーランドに行くには、どこかで乗り換えをしなければならないし、時間も16時間以上かかる。時間的には、日本から北米の東海岸に行くのと大差はないけど、乗り換えという行為に対する心理的障壁が大きい人は結構いる。「時間かかる上に、乗り換えなんて有り得ない。日本までの往復が面倒」という人は、もっと日本からの交通が便利な国に留学した方がいい。

 

3.なまらマイナー

英語圏や人気のある第二外国語が使用されている国への留学は人気があるが、ポーランドという未知の世界に留学する人は少ない。台湾、中国、韓国、フランス、ドイツ、スペインなどは、留学エージェンシーも沢山あって、多くの日本人がこぞって留学しているが、ポーランド留学は、はっきり言ってかなりマイナー。「人と違う経験をしてくる」という人にはポーランド留学はいいかもしれないけど、「やっぱ、留学するならメジャー路線を行きたい」という人は、ポーランド留学は選択肢から外した方がいい。

 

4.日本語の情報が少ない

メジャーな留学先には大量の日本人がいるので、その分、現地の日本語情報も豊富だけど、ポーランドに関しては、日本語での情報が少ない。「そんなの、英語で情報を得ればいいだろ」と言えるのは、英語がわかる人たちだけ。特に留学当初の英語がよくわからない時期は、日本語での情報があれば、とても役に立つ。JAPANYが日本語のサポートはするけど、自分で日本語で色々な情報を手に入れたい人には、ポーランド生活は、ちょっと不便かもしれない。

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Yasu
Good Friends Japan CEO. We aspire to offer opportunities of international education especially to unprivileged young adults. ヨーロッパと台湾で仕事をする北海道育ち。大学をアメリカ、大学院をカナダで修了。リベラルアーツ教育、宗教教育修士。
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