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【ヨーロッパ留学】ビジネス(経営)・経済専攻の大学ランキングのベスト6を算出してみた

韓国、マレーシアの協力会社と共同で大学のビジネス(経営)・経済専攻のランキングを作った。

このランキングは学士課程に焦点を当て、

  1. 非英語圏のヨーロッパ
  2. 大学の学士課程が英語で学べる

という二つの条件をつけている。上記に当てはまらないUK、現地語のプログラムは除外されていることに注意すること。

ビジネス・経済専攻の評価の下にしたのは、以下の4つの主要ランキング。これを総合し、合否ラインのハードル、分析方法、各セクションごとの評価、知名度も加味して評価を下している。

  1. QS World University Rankings(QS)
  2. The Times Higher Education World University Rankings (THE)
  3. Academic Ranking of World Universities(ARWU)
  4. U.S. News & World Report Best Global Universities

この4つの科目別の評価を全て確認した上で出していない学士課程のランキングは、無意味で参考にならない。総合ランキングは国や大学の規模、都市によって有利不利の差が大きいので、まず確認すべきなのは、上記の科目別のランキングとその評価方法。

ヨーロッパ留学に関しては、留学生の少ない日本だけでデータを集めても十分ではなく、現状では、韓国、マレーシア、ベトナムなどの会社の分析力を活用する必要がある。特に韓国は留学生も多く、日本に教育水準、教育システムが近いので、日本人には参考になるデータが豊富に取れる。

非英語圏ヨーロッパの大学のトップ6

トップ1〜3

上記の条件のもとで、ビジネス・経済専攻のランキングを見ると、以下が同率一位で非英語圏ヨーロッパのトップ3。リンク先は公式ウェブサイトではなく、大学の写真。

平均的な日本人が思い浮かべる「大学のキャンパス」という点では、エラスムス・ロッテルダム大学の環境がイメージに近い。

ボッコーニ大学はミラノ中心部にあり、典型的なヨーロッパの都市型キャンパスになる。

トップ1〜3と同程度

学校の特性上、大学ランキングには出てきにくいけど、トップ3と同等レベルの評価なのが、スペインの以下の二つのビジネススクール。

両方とも、ヨーロッパのアジア人MBA保持者の多くが名前を知っている有名校で、学士課程も英語で学ぶことができる。IEは以前にランキング上位入りするために過剰な戦略を使ったことで、僕の中では少しイメージダウンをしているけど、教育機関としての評価は依然として高い。

ヨーロッパでの知名度で言えば、エサデ、IE、ボッコーニがトップ3。エラスムス・ロッテルダム大学の学士号を取ったオランダ人でさえ、ヨーロッパでの知名度を考慮して、MBAを選ぶ際には、この三校に出願を考える人もいる。

トップ6

上記トップ5に続くのは、ここ。

オランダのビジネス・経済専攻では、エラスムス・ロッテルダム大学と並ぶトップ2。総合的に見てオランダ1位がエラスムス・ロッテルダム大学であることは揺るがないけど、Times Higher Educationの科目別評価では、ティルブルフ大学がオランダのトップ評価を受けている。

ティルブルフ大学に圧倒的に足りないのは、オランダ国外での知名度。オランダの研究大学はどれも評価が高いこともあり、アジアで大学の知名度を気にする人は、あえて他のオランダの研究大学を選ぶ人もいる。

2020年5月時点の判断では、以上が韓国、マレーシアの協力会社の調査担当も含めて全員で合意したトップ6の大学。

次点の第二グループ

トップ6に続くグループ

これに続くのは、以下のグループ。入学難易度が意外に低いところもあり、トップ層にこだわりがない場合、この辺りまで来ると、どこを選ぶかは好みの問題になる。

フローニンゲン大学(オランダ)、マーストリヒト大学(オランダ)、アムステルダム大学(オランダ)、アムステルダム自由大学(オランダ)、ユトレヒト大学(オランダ)、ミュンヘン工科大学(ドイツ)、ウィーン経済・経営大学(オーストリア)、アールト大学(フィンランド)、BIノルウェジアン・ビジネススクール(ノルウェー)、エコール・ポリテクニーク(フランス)、ESCPビジネススクール(フランス)、ボローニャ大学(イタリア)、ルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)、ストックホルム商科大学(スウェーデン)、ポンペウ・ファブラ大学(スペイン)、バルセロナ自治大学(スペイン)、リスボン・ヌエバ大学(ポルトガル)、リスボン・カトリカ大学(ポルトガル)など

このグループに来ると外部評価に大差はなく、学部レベルでは、奨学金、学費、留学先の国、キャンパス環境、知名度などで決める人が多い。

こちらで確認できるだけでも、トップ6さえ狙えるのに、アムステルダム大学、マーストリヒト大学、フローニンゲン大学、アールト大学、ミュンヘン工科大学に入学したケースがある。アジア人学生は特に知名度にこだわる場合も多く、アムステルダム大学、ミュンヘン工科大学あたりは、アジアで人気になりやすい。

ビジネス・経済の中でも、デジタルマーケティング、計量経済学、数理経済学など、さらに細分化された専門分野は存在するけど、そのような詳細を見て決める人は、学士課程レベルではあまり見当たらない。

入学難易度が飛び抜けて高い二校

大学ランキングと入学難易度は、必ずしも一致しない。僕がいたブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)を考えても、ランキングが下の東大・京大の方が入学難易度は遥かに高い。

入学難易度が高くなる傾向があるのは、ビジネス・経済専攻で非英語圏ヨーロッパの先頭を行くスペイン、オランダ、ドイツ、フランス、スイスの中で名前が知られた人気校。マイナーな国の大学は、英語で開講されるプログラムの人気がない場合も多く、入学難易度が低いケースも散見される。

上記グループの中で飛び抜けて入学が難しいのは、以下の二つの名門校。別枠扱いにしてもいいほど、第二グループの中では入学難易度のレベルが違う。学部教育の評価も非常に高い。

アジアの協力会社の留学生の中でも、他の大学は問題なく合格していても、この二校で撃沈して不合格になってしまう出願者たちがいる。

エコール・ポリテクニーク、ボッコーニ大学、ティルブルフ大学は、「専攻できる分野が限られた中小規模の専門大学」として分類されることもあり、エサデやIEのようなビジネススクールと同様、日本人が目にする大学の総合ランキングには出てきにくい。

でも、いずれの学校も、ビジネス・経済専攻では、非英語圏ヨーロッパの最上位グループ。

現地語のプログラムも入れたランキング

ちなみに「学士号を英語で取る」という条件を外せば、非英語圏ヨーロッパでは下のようになる。スペイン、フランス、スイス、オランダ、ドイツは、全体的にビジネス・経済専攻の評価が高い。国内の競争が非常にハイレベル。

学士課程を英語で学ばず、現地語で学ぶ場合は、フランス、スイス、ドイツも有力な候補に入ってくる。

現地語で学ぶにしても、英語が通じやすい環境に留学したい場合は、こちらの英語能力指数ランキングも参考になる。オランダ、北欧諸国は、非英語圏でも現地の人に英語が通じる割合が高く、英語で生活がしやすい。

給付奨学金・教育ローン

国内外の政府奨学金があるので、留学する人はぜひ、それを活用していただきたい。スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、オランダなどのトップスクールに、奨学金で留学しているアジア人は大勢いる。日本人も積極的にその機会を狙ってほしい。

奨学金は、地方自治体、民間団体の奨学金も必ずチェックすること。あまり知られていないところは、応募者が比較的少なく、競争率が低いケースもある。

トビタテ留学奨学金
https://tobitate.mext.go.jp/

海外留学のための奨学金
http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_guide/

外国政府などの奨学金
http://ryugaku.jasso.go.jp/scholarship/scholarship_foreign/

日本政策金融公庫の教育ローン
https://www.jfc.go.jp/n/study_abroad/index.html

推奨する方法

英語で学ぶなら、一番お得なのは、奨学金をとってトップ6、もしくはスペイン、フランス、オランダあたりの難関校に進学すること。

入学の難易度は上がるけど、最初から学費の安いところを狙うより、よりよいキャンパス環境で学べ、学生のバックグラウンドもより多様化する可能性が高くなる。

各大学には奨学金制度があり、EU圏外の学生にも奨学金を給付するところも多い。まずは日本で申請する奨学金と並行して、興味がある大学の奨学金制度を学内ウェブサイトから調べること。

例)エラスムス・ロッテルダム大学の学内奨学金
https://www.eur.nl/en/education/practical-matters/financial-matters/scholarships-grants/prospective-students-rotterdam

高校の成績を高くキープしていれば、奨学金の選択肢は増える。良くも悪くも高校の成績で決まってしまう部分も大きいので、現役の高校生はとにかく成績をあげることに注力すること。それが将来の可能性を広げることにつながる。

最後に

ヨーロッパ留学の日本語ネット情報は、間違いや偏りが非常に多いこともあり、ビジネス・経済専攻で大学留学する人には、こちらで無料の大学探し・奨学金探しの手伝いをしている。新しく留学する学生の入学、サイト作り、交流会開催、動画・写真撮影などの手伝いをしていただく条件で、情報は無料で提供する。

ヨーロッパ留学の無料サポートの「ヨーロッパ全域のビジネス・経済学版」と考えているので、連絡は以下のリンクと同様の方法で。

【ハンガリー留学】実質無料で大学探しから合格までを手伝います!

「あんたのサイトを見て、奨学金付きでボッコーニ大学に行けたぜ。俺を褒め称えてくれ」

「エコール・ポリテクニークをここで知って、出願したら合格してしまいました…」

「エサデで奨学金取れたので、エサデに進学します!」

「このページを見て大学を知ったわけではないけど、奨学金で留学しているので、未来の留学生を手助けしたい」

というような人がいれば、そういう人も連絡をくれると嬉しい。偽りと見栄に溢れる留学生YouTuberやブロガーも散在する中、未来の留学生が人間として信用できる留学の先輩たちを集めて、次の世代の留学生を助ける小さなコミュニティーを作りたい。

協力してくれれば、僕がガッツポーズで喜びます。協力してくれる人がいれば、学生たちが集まる会社の交流会で会いましょう。飲食費は会社で出します。

ABOUT ME
Yasu
Good Friends Japan CEO. We aspire to offer opportunities of international education especially to unprivileged young adults. ヨーロッパと台湾で仕事をする北海道育ち。大学をアメリカ、大学院をカナダで修了。リベラルアーツ教育、宗教教育修士。
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