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ジョージ・フレデリック・ワッツが描いた、視力を失った少女からのメッセージ


日本ではあまり有名ではないかもしれないけど、僕はこの絵が大好きだ。
 

 

これを描いたのは、19世紀イギリスの画家ジョージ・フレデリック・ワッツ

視力を失った少女が、星の上に座り、たった一本だけ弦が残ったハープを手にしている絵。見えるものもなく、真っ暗な闇の中で、ボロボロのハープを手にした少女が、一人ぼっちで耳を傾けているのは、わずかに残った一本の弦の音。



ワッツは、この作品に『希望』という題を付けた。

 


 

その目には何も見えなくても、そばにあるものがボロボロになっても、たった一人になっても、この少女が耳を傾け続けたのは、希望という音色。たった一本残った弦で奏でる音色だった。

 
 

あまりに大きな困難で行き詰ったとき、僕はたまにこの絵を見る。ワッツがこの少女を通して聞いた希望の音に、僕自身も耳を傾け、自分には何が残されていて、どんな音を奏でられるのかを、立ち止まってもう一度考えてみる。

そして、自分にできる精一杯のことを、前向きに紡ぎ出すようにしている。

 

すべてのものが失われ、ボロボロになったあとでも、僕には希望が残されている。前向きに生きる希望が、次のステップを歩む希望が、僕には残されている。

たとえ一人になったとしても、たとえ暗闇の中にいたとしても、たとえ何も周りに残されていなくても、その音色だけには、いつまでも耳を傾けられる自分でいたい。

ABOUT ME
Yasu
Good Friends Japan CEO. We aspire to offer opportunities of international education especially to unprivileged young adults. ヨーロッパと台湾で仕事をする北海道育ち。大学をアメリカ、大学院をカナダで修了。リベラルアーツ教育、宗教教育修士。
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